病院のかかり方 (総論)

健康な人は、普段病院にはあまり行きませんよね。
でも誰しも体調を崩すことはあるでしょうし、具合が悪い時には医療が必要になります。
では、そのような時にはどのような状態の時に、いつ、どこの病院にかかったらいいのか?行く病院と診てもらう医師の選択、そしてそのタイミングが非常に大切になります
1. 先ず緊急度、重症度に関しての問題です
意識障害、麻痺、激しい頭痛、持続する胸痛、呼吸苦、強い腹痛、吐血、下血、喀血など我慢できないような重い症状が見られた場合はとにかく即、検査&治療ができる総合病院に受診することを強くおすすめします とにかく時間が一番大切です
2.次に緊急性がなさそうな場合
先ず自分の今の症状を具体的に表しておくこと、実際紙に書いてまとめてみると自分がどこが具合悪く、どこが心配で、病院の医師に何を聞きたいのか明確になります。また症状の経過についてもある程度記録しておくといいでしょう
いつから?どんな時に?どんな症状があるのか?またお薬は使ったのか?別の病院に行ったのか?などなど
更に他院での診察や検査結果があれば診察の際に多いに参考になります。
3.2.の場合、かりつけ医を活用することも大きなポイントだと思います。
いきなり大きな専門病院に受診しても、時間ばかりかかってしまい自分の病気を的確に診断するまで無駄に時間がかかってしまうことも少なくありません
それゆえ自分の体調の悪さを親身に的確に診立てくれ、必要に応じて専門病院に紹介してくれる家庭医の存在はとても重要だと思います。

極楽寺クリニック

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