癌は今日、日本人の第一の死亡原因となっています。医学が進歩し癌に対してのいろんな医療が開発、実用化されましたが、その本当の実状はどうなっているのでしょうか?
私はついほんの数年前まで、がんという病気について自分のライフワークとして、いろんな実診療や基礎研究に関わってきました。 その後いろんな事情でその仕事からは離れてしまいましたが、今尚、自分の中においては大きな未解決問題として残ったままです。その時に感じたことは、私達は、まだ癌のことを理解していないということでした。
がん細胞はどこから?どのようにして発生するのか?がん細胞はどのようなふるまいをして、どのような性質があるのか?そしてがんという病気はいったいどのような病気なのか?そしてそのような癌に対してどのような治療法が相応しいのでしょうか?
悪性腫瘍と一言で言っても、いろんな臓器や組織にいろんな種類の悪性腫瘍があり、その性質も予後も多種多様です。癌にはこれと言って決まったものはありません。癌が100個あれば100通りの癌があるのです。
今の自分のスペックでは、その本質に迫ることは甚だ難しいことはよくわかっていますが、少なくともそこに10年以上費やしてきた経験を振り返り、これから癌の真実の姿にアプローチする書き込みをしていきたいと思います
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